いつも市民派ずっと無党派


by tanemaki_azumino

4月 18日 民主主義の誤作動

4月 18日 民主主義の誤作動

16日には、ここでも紹介した「住民投票を考えるシンポジウム」へ。

「市民の力が未来を創る~佐久市の住民投票から~」
佐久市総合文化会館の建設中止に至るまでの道のりを
佐久市議会議員小山仁志さんから聞くことができ、とても励まされました。

そのなかで、「民主主義の誤作動」という言葉が出てきて、
ハッとしました。
思い出したのです。
住民投票の結果を評して「民主主義の誤作動」と発言した大臣がいたことを。
そして、
我が安曇野市の市長のこんな発言も思い出しました。
   安易に住民投票を実施するということは、
   議員、市長とも、
   それぞれ住民の代表としての責任を果たしたことにならないと思う。
   二元代表制というものを危うくするものだ。

宮沢市長も「民主主義の誤作動」を恐れているいるようです。

民主主義が「正常に機能した」住民投票を認めたくないので
誤作動だと言い張るのでしょう。

誤作動するような市民に選ばれた首長や議員は、それじゃあどうなるの!?
ロクなもんじゃない、ということになりませんか?
救いようのない発想。

そういえば、
このところ頻繁に耳にする「想定外」という言葉と
「誤作動」という言葉には、
それを使うときの心理的共通性が感じられますね。

▼角度を変えて今日もチューリップ
4月 18日 民主主義の誤作動_f0213861_0494929.jpg

by tanemaki_azumino | 2011-04-19 00:50 | 議会と地方自治