いつも市民派ずっと無党派


by tanemaki_azumino

2月 18日 議会申し合わせ事項

2月 18日 議会申し合わせ事項

H村議会の「申し合わせ事項」
十数項目あろうかと思われる「申し合わせ事項」の最初に書かれていること。
いったい何だと思いますか。

「休憩時であっても、傍聴者との会話等はしない」

これですよ、驚きました。


議会の会議規則、先例、申し合わせなどですが、
どこの議会も同じか似たようなものだと思っていると、
これがまったく違うのです。

東京のS区議会などH村議会以下かもしれないです!
(友人の区議から聞きいた話です)

議会は、慣例や前例、申し合わせや不文律を優先させることなく、
明文化された法、条例、規則を拠りどころとして運営されるべきです。

明文化されていない申し合わせや慣例などには「従いません」
という姿勢でやってきたわたしですが、
いつのまにか明文化されて制約が多くなったような気がします。

しかし、さすがに、安曇野市議会には、こんな奇妙な申し合わせはありません。

さて、
議会で6年半過ごして感じているのは、
議会は実に「ムラ社会」だということ。

議員は往々にして選挙で選ばれたという特権意識を共有し、
非常に強い仲間意識を持つようです。

このゆがんだ共同体意識(ムラ社会)が議会を閉鎖社会とし、
本来は政策集団であるべき会派さえも、
その体制を支えるようなことになってしまいがちです。

安曇野市議会でも議会基本条例や議会改革の議論が始まりましたが、
自分で自分の悪いところを診察するのは難しいし、
診断できたとしても自分で自分を手術(改革)するのは不可能でしょう。

議会外部の力を借り、市民の目線を入れてやっていくことが
とても重要だと思います。

議会改革検討委員会には、市民にどんどん傍聴に来ていただいて
自由に意見交換したらいいと思うのですが・・・
by tanemaki_azumino | 2010-02-18 23:54 | 議会と地方自治