いつも市民派ずっと無党派


by tanemaki_azumino

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10月 29日 交付税特別会計の埋蔵借金

政府の事業仕分け第3弾が行われています。
本日29日は、いよいよ地方交付税特別会計が俎上にのりました。
「埋蔵金」ならぬ「埋蔵借金」が問題となっていましたが、
わたしとしては、あらためて驚くほどのことではありません。
3月11日のブログ「特例債と交付税措置」で書きましたが、
こうなっても、まだ「100%国が面倒みてくれる」と思っている議員がいることの方がオドロキです。

わたしが説明しても聞く耳を持たない人のために、NHKニュースを引用しておきます。
特別会計に33兆円超の借金

 国の特別会計の事業仕分けで29日対象となる地方自治体へ交付金を配布する特別会計に、国が借り入れた33兆円を超える借金があり、元本の返済が行われないために利子の支払いだけが続いていることがわかりました。利子は、去年までの3年間におよそ7000億円に上り、このまま返済が進まなければ、さらに多額の税金が投入される見通しです。

 「交付税及び譲与税配布金特別会計」は、地方自治体に国税の一部を交付金として渡す目的で昭和29年に作られ、昨年度はおよそ16兆円がこの特別会計を通じて全国の自治体に配布されました。国税の収入がバブル経済の崩壊などで落ち込んだあとも交付金の総額は増え続けたことから、この特別会計には、差額を補うために国が金融機関から借り入れた33兆6000億円余りの借金が残っています。

 借金の返済方法は、平成19年に「交付金の一部を充てる」と法律で決められましたが、元本の返済は一切行われず、この特別会計を所管する総務省は「財政難に悩む地方自治体に交付金を配ることを優先しているため、返済を先延ばししている」と話しています。

 このため、利子の支払いだけが続き、去年までの3年間だけでも7000億円余りが金融機関に支払われ、このまま元本の返済が始まらなければ、さらに多額の税金が投入される見通しです。29日の事業仕分けでは、この特別会計の借金返済を今後どのように進めるのかについても議論される見通しです。(NHKニュース 10月29日 6時8分)


▼うっかり見逃すところでした、柊(ヒイラギ)の花
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by tanemaki_azumino | 2010-10-29 23:57 | 議会と地方自治
10月 28日 有効活用か目的外使用か

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今朝の市民タイムスを見ておどろきました。

穂高クリーンセンターでは、
施設の老朽化に伴い、新しいゴミ焼却施設を数年以内に建設予定ですが、その建設用地に495万円をかけてグランドを整備するというのです。






この土地は、
穂高クリーンセンターを管理運営している穂高広域施設組合(安曇野市・池田町・松川村・生坂村・筑北村・麻績村の6自治体で構成)の所有で、数年後に焼却施設を建て替える時のために先行取得した土地です。

整備費の495万円は、この組合の予算から支出することになりますが、
組合の予算は6自治体からの負担金によって賄われています。
グランドを作るとなれば予算の目的外使用ということになりますから、
「なぜグランドを作るのか。そんなことのためにカネを出しているのではない」と問題になりそうなものなのに・・・

グランド整備については、穂高クリーンセンターの地元=狐島区の環境対策委員会委員長名で要望書が出されていますが、この人は狐島地区選出の議員で施設組合議会の議員でもあります。こういう役職を兼務しているというのもオカシナことだと思うのですが・・・

メイワク施設を受け入れてくれた地元への配慮か、疑問を投げかけることもない。

ちなみに、穂高クリーンセンターの管理者は安曇野市長であり、
施設組合議会の議長は安曇野市議会の議長。


昨日の施設組合議会の様子を関係議員から聞きましたが、
突然に提案された補正予算案でよくわからなかったためか、
「495万円の予算でグランドができるのか」という質問があった程度で、
これといって問題にならなかったそうです。

  ゴミ焼却施設を建てるまでの数年しか使えないのにグランドを作るのか。
  なぜここに作るのか、誰がほしがっているのか。
  わざわざ生坂村や筑北村、麻績村から来て使う人はいないのでは。
  地域外からの利用もOKなのか、使用料は取るのか。
  地元関係者はタダで使えるのか。

使い方も明確になっていないし、
そもそも目的外使用のために495万円かけるのか。
何の議論もなく異論も無く予算が通る不思議。


そういえば、
松本の市議会議員からこんなことを聞きました。

松本広域でゴミ処理しているが、
そこに塩尻市のゴミを入れる話が持ち上がっている。
ゆくゆくは穂高クリーセンターも一緒にして、
さらに広域のゴミ処理施設を作る計画があるが、知っているかというのです。
それもなんと500億円もかかるという途方もないもの。

この計画が本当なら、
穂高クリーセンターを建替える時のために用意した土地をグランドにしてしまっても、
将来的になんの問題もないということになるのだろうか・・・

いずれにしろ、
有効活用か目的外使用か、はたまた利益誘導か、よくわからん!!
困ったものです。
by tanemaki_azumino | 2010-10-29 01:45 | 議会と地方自治

10月 26日 小林秀雄賞

10月 26日 小林秀雄賞

あぁ、また読みたい本を見つけてしまった。
25日の毎日新聞(毎日jp)に第9回小林秀雄賞のことが出ていたのです。

小林秀雄賞:加藤陽子さんに
  「本で答えを出さず、読者が考える新手法」--贈呈式


 第9回小林秀雄賞(新潮文芸振興会主催)の贈呈式がこのほど東京都内で行われ、著書『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)で受賞した加藤陽子・東京大教授に賞状などが手渡された。加藤さんは日本近現代史の研究者で、毎日新聞日曜朝刊「時代の風」の執筆者を務めている。

 加藤さんは神奈川県内の中学・高校生を相手に、日清戦争から太平洋戦争まで近代日本の五つの戦争について特別講義を行った。その内容をまとめたのが受賞作だ。選考委員の橋本治さんは「今の評論は、書き手が一人で問題を背負い、独り善がりになったり、結論が散漫になったりする。加藤さんの本は答えを出さない。周到に教えれば読者が考えることにつながるという方法に新しさがある」と評価した。

 加藤さんは、大学での授業で太平洋戦争を扱った米映画「硫黄島からの手紙」を学生に見せ、感想を書かせたことなどに触れ、「学生にとって『生きていくのは一人でも大丈夫。でも一人じゃない』という感覚を持つことが大事。それを中高生の授業でも心掛けた」と話した。そして「この本の新しいかもしれないところを見いだしていただいた」と感謝を述べた。
【大井浩一】

こういう話を聞くと、
ハーバード白熱教室を思い起こしますね。

日本でもこんな授業が可能だなんて、それも相手は中学生、高校生。
なんかそれも嬉しいですね。

▼「私はセンダン」~栴檀は双葉より芳し~
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by tanemaki_azumino | 2010-10-27 00:47 | 折々の暮らし
10月 24日 景気回復で貧困は解消しない

昨夜の湯浅誠講演会より

「必ず結婚したい」男子は07年68.3%。「いずれ必ず」子ども持ちたい7割。
(関西大学の学生調査)
20代未婚男性の86%が「子どもに積極的に関わりたい」、70%が「育休とりたい」
(電通調査)

けれど、
今は、このささやかな願いさえかなわないような社会になってしまった。
こんなデータもあります。

東京の25~34歳未婚女性の約7割が結婚相手に400万円以上の収入を求めているが、
同年代男性の約8割はそれ以下の収入しかない。

05年の男性の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚していない人の割合)は約16%。
30代男性の38.6%、40代男性の19.6%が未婚。

ちなみに30年前は男性の生涯未婚率は2%。05年の8分の1。

雇用者所得は、いざなぎ景気1965~70年のとき約1.7倍。
2002~07年は1.0倍。つまり増えなかった。
(経産省『通商白書2008』)。


湯浅さんは、以上のようなデータから読み取れることとして、

親の世代は、だれでもまじめに働きさえすれば一家を養っていくことができた。
子の世代は、どんなにまじめに働いても自分一人の生活さえおぼつかない。

ところが、親の世代の言うことときたら、
「仕事が長続きしないのはやる気がないからだ」
「仕事の選り好みなどしている場合じゃないだろ」
「死ぬ気でやれば何だってできるはず、気合いが足りない」

しかし、子の世代の実情は
「長続きどころか、派遣やパートしか仕事がない」
「選り好みできるほど、そもそも仕事がない」
「いくら気合いを入れたところで、契約切れればそれまでか、過労死するか」

つまり、
ちゃんと働いていても貧困に陥ってしまう。
そういう社会構造になってしまった(してしまった)ということ。

戦後最長の好景気だったという2002~07年
確実に貧困層は増加していたのです。
誰かは儲けているのに、
その富の再配分がうまくいっていなかったということ。

経済成長と景気回復で貧困が解消するというのは、もはや古い発想。
貧困それ自体を政策課題にしなければ解決しない。
by tanemaki_azumino | 2010-10-24 23:11 | 反貧困
10月 23日 シリーズ反貧困!VOL.15湯浅誠さんの講演会

10月16日(土) 信濃毎日新聞に、
「阿部守一知事は15日、行政やNPOなどが協力し失業者らを個別に継続支援する「パーソナル・サポート・サービス」の導入に向け、国のモデル事業選定への応募を検討していることを明らかにした」と、湯浅プラン導入に前向きと見られる報道がありました。


阿部知事も本日の湯浅誠さんの講演会に来ていただけるようです。

というわけで、再度のご案内です。
本日23日です。

-----シリーズ反貧困!VOL.15-----
湯浅 誠 講演会 ~貧困問題は今?~

日 時 2010年10月23日(土)19:00~21:00
会 場 松本市中央公民館3-1
参 加 資料代500円
主 催 生存を支える会(仮)
問い合わせ先 080-5141-4694(八木)
by tanemaki_azumino | 2010-10-23 00:48 | お知らせ
10月 20日 住民投票で決めたい

本庁舎建設の是非を問う住民投票について提案
~ 本庁舎建設の住民意思は確認済みだと思いますか ~


この記事ついては活動報告のホームページでご覧ください。

本庁舎建設の是非について、「住民投票で決めたい」「どうすれば住民投票ができるのか」という声が聞かれます。6年前の「穂高町が合併することについての可否を問う住民投票条例」の直接請求の経過を知る人からは、その経験をふまえて「本庁舎建設の是非を問う住民投票」の提案をしようとの機運が高まっています。

住民投票は直接民主主義のための大切な市民の道具です。
これが有効活用されるよう市民に知らせ、
実現に向けてのバックアップするのも議員の重要な仕事だと、
わたしは考えています。


そこで、下記のように住民投票に向けて賛同者会議を開きます
住民投票について学習し、可能性を探ろうというものです。
どなたでも自由にご参加ください。

日 時:2010年11月2日(火)午後7時より
場 所:堀金公民館 講義室


問合せ:090-4546-3496(小林じゅん子まで)

▼この夏の暑さと乾燥であまり茂っていないガガイモの蔓
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by tanemaki_azumino | 2010-10-20 23:30 | お知らせ

10月 17日 花が咲く前に

10月 17日 花が咲く前に

ミョウガの旬はいつ頃かしら・・・

冷奴の薬味にミョウガ、そう思った真夏のころには葉が茂るばかり。

栗の実が落ちるころとなり、
ミョウガのことなどすっかり忘れていたのですが、
今日、花が咲いているのに気が付きました。

花が咲く前に食べた方が美味しいのに、
植えて5年ぐらいたつのかな・・・
毎年この調子で食べ頃を逸しているのがナサケナイ。

あわてて収穫~でも花もなかなか美しいではありませんか。

採れたて新鮮、香りもひときわによく、
お豆腐にのっけていただきました。

▼ちょっと気取って写真におさまったうちのミョウガ
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by tanemaki_azumino | 2010-10-17 23:32 | 折々の暮らし
10月 16日 宮澤市長との意見交換会

「新しい本庁舎建設は必要ない」市民連絡会からお知らせです。

市民連絡会では、
9月議会に安曇野市の「新しい本庁舎建設は必要ない」署名請願を提出しました。
残念ながら市議会はこれを不採択としました。

市民のなかには79億8000万円の新市庁舎の建設が
本当に必要なのかという疑問が依然として大きくあります。

そこで、
宮澤市長との意見交換会を開催することといたしました。
本庁舎建設について、市長と直に話をすることができる貴重な機会です。
大勢の市民のみなさんの参加をお待ちしています。

◆日 時:10月22日(金)午後7時から
◆場 所:安曇野市堀金総合支所3階 301会議室


主 催:「新しい本庁舎建設は必要ない」市民連絡会
問合せ:0263-77-4838(代表 田中嘉典)
     0263-84-4180(事務局)
by tanemaki_azumino | 2010-10-16 11:33 | お知らせ
10月 12日 明日から視察研修

安曇野市議会 建設水道委員会の視察研修です。
13日から15日までの二泊三日で行ってまいります。

10月13日(水) 神戸市 人と防災未来センター
10月14日(木) 真庭市 町並み保存事業について
           笠岡市 線引き制度の廃止の状況について
10月13日(水) 倉敷市 倉敷美観地区

市のバスを利用しての大遠征です。
岡山県笠岡市は広島県との県境、バスで行くには遠い、体力勝負です。

というわけでブログはしばらくお休みします。
by tanemaki_azumino | 2010-10-13 00:19 | お知らせ

10月 10日 今日の一言

10月 10日 今日の一言


「一生を四の五の言わずところてん」 風々



今朝の市民タイムス「最近読んだ本」のコラムに紹介されていた俳句です。
雨の日はソファで散歩 (種村季弘 著 ちくま文庫)に出てくる。

「最近読んだ」その人は穂高の森メンタルクリニックの森島章仁先生

種村は誇らしげな一流より、市井に埋もれた落後者の味方だった。
少しばかり奇矯であってもかまわない。
自らに正直であればよいではないか。
顔貌と文章に嘘がない「顔文一致」の人は、そう語りかける。

わたしは、種村季弘、読んだことがありませんでしたが
森島先生のおススメ本ということで、
「雨の日はソファで散歩」さっそくアマゾンで注文してしまいました。

文庫本なので819円也。
送料がかからないようにと一緒に買ったのはCD。
モーツァルトの交響曲第25番&第29番&第35番、バーンスタイン指揮のウィーンフィル
こちら892円也。

若いころのわたしだったら
バーンスタインのモーツァルトなんて意地でも聴かなかったと思うけど
892円というお値段も手伝ってクリックしてしまいました。

こうなるとどっちも楽しみです。

※「風々」とは、
種村さんの著作「怪物のユートピア」の挿画装丁をした竹口義之さんの俳号

by tanemaki_azumino | 2010-10-11 01:13 | 今日の一言