いつも市民派ずっと無党派


by tanemaki_azumino

カテゴリ:訴訟や裁判( 25 )

9月 14日 非の打ちどころがない

8日のブログで報告したとおりですが、
安曇野市は
3金融機関と市が結んだ損失補償契約を違法無効とする東京高裁判決を不服として
最高裁に上告する申立て案を開会中の9月市議会に提案
市議会は賛成多数で可決しました。

8日の議会を振り返ってみると、
議会としてなすべき大切なことが忘れられていたのではないか、
そんな気がして仕方ありません。

公平・公正な判断を下すために議会がなすべきことは、
上告しようとする安曇野市の言い分だけでなく、
訴えた側の原告の言い分も聞くということではなかったか。


そんなことを考えていたら、
地方議員のYさんから次のようなメールが届きました。
新聞で読みましたが、委員会審査を省略するのは良くないですね。
O市議会では、控訴の審議の時には委員会審査を省略しなかっただけでなく、
全員協議会に原告団長を呼んで、1時間原告側の主張を聞きました。
行政側の主張だけで判断するのはフェアではないとの理由からです。

そして今日は、
政治学博士のTさんから、こんなコメントもいただきました。
東京高裁判決は非の打ちどころがないように思います。
これで上告するなんて、安曇野市は何を考えているのでしょうか。
そもそも自治体レベルで政策法務ができていない実例ですね。


こうなれば、
わたしがやらなければならないことはハッキリしています。
まずは17日の一般質問から。
by tanemaki_azumino | 2010-09-14 22:49 | 訴訟や裁判

9月 8日 安曇野市は上告

9月 8日 安曇野市は上告

安曇野市は上告申し立て方針~市議会に提案、可決
~高裁判決は自治体、三セク、金融機関に「影響大」~



本日の安曇野市議会の報告です。
この記事ついては活動報告のホームページでご覧ください。

f0213861_22293152.jpg

by tanemaki_azumino | 2010-09-08 22:29 | 訴訟や裁判
9月 7日 市は上告の構えか

昨夜、東京高裁判決の報告会を開きました。
市側が上告を検討していることがわかったので、
原告としても判決について正しい理解をしてもらいたいと考え
急遽の報告会となりました。

市民の会が東京高裁判決の報告会
~安曇野市に上告せぬよう求める/「三郷ベジ」住民訴訟~


f0213861_14408.jpg


それにしても、やはり、市はこの判決に不服として上告を検討しているようです。
わたしの周囲からは、こんな話が聞こえてきます。
「あちこちの自治体から判決について問い合わせが来ているらしい・・・」
「影響が大きいので、他の自治体から圧力がかかっているのでは・・・」
「国、県からも(上告を)勧められているようだ・・・」
「判決が確定すれば、損失補償が使えないから資金繰りに困って即倒産か・・・」

こんなのまであります。
「小林のパフォーマンスを許すなって言ってる議員もいるよ・・・」


今回の判決は、
市のためにも、金融機関にためにも、安曇野菜園のためにも、
そしてなにより市民のために
実に周到に練られたものです。

加藤新太郎裁判長は、わたしたちの方にしっかりと顔を向けて
「正面から判断しました。しっかりと判決文を読んでください」と
異例のコメントを付け加えましたが、
今その意味を改めて噛みしめているところです。

安曇野市が高裁判決を受け入れ、上告せぬよう願っています。

これでもし上告するとなれば、
立場上引き継いだだけの宮澤市長、村上副市長(菜園社長)まで、
責任追及しなければならなくなります。
結果として、
現実的に大きな責任を負うべき3人を取り逃がすことになりかねません。
by tanemaki_azumino | 2010-09-08 00:48 | 訴訟や裁判
9月4日 判決報告会のお知らせ

裁判にご支援いただいている皆さまには、
いつも励ましをいただきありがとうございます。

8月30日、東京高裁にて控訴審判決が言い渡されました。
昨年8月7日の地裁判決(内容に踏み込むことなき全部却下判決)を変更し、
私達の主たる主張を認める一部逆転勝訴でした。

そこで
この裁判で弁護をしていただいた「あるぷすの風法律事務所」の中島嘉尚弁護士をお迎えして、
判決内容を解説していただくことにいたしました。 

市側が上告する可能性もあり、その場合を考え、
急遽の報告会開催となってしまいましたこと、お許し下さい。

日 時  2010年9月6日(月)午後6時30分~
場 所  穂高交流学習センター「みらい」(安曇野市中央図書館)多目的ホール
問合せ  0263-83-5446(地平線倶楽部・諌山)


2010年9月4日          
三郷ベジタブルの経営改善を望む市民の会
代表世話人 諫山憲俊  原告 小林純子 
                      
by tanemaki_azumino | 2010-09-04 17:08 | 訴訟や裁判
9月 3日 上告には議決が必要

一部逆転勝訴の判決に、
おめでとうや労いの言葉をたくさんいただき、ありがとうございました。

でも、しかし、市は上告を検討しているようです。
市が上告するなら、こちらは受けて立つしかないなと淡々としていたのですが、
考えてみたら、
被告である自治体が敗訴して上告する場合は、議会の議決が必要なのです。

そうだ、ソウダ、そうでした!

『安曇野菜園は失敗だった』との認識に至った(と思われる)安曇野市議会は、
「上告など認めない、否決する」といってくれるでしょうか。

上告に反対してくれそうな議員は7~8人か?
もっといるかしら?
13対14で可決か、否決か、分かれたりして・・・
私は当事者だから、採決に加われないだろうし、どうなるでしょう。

とにかく、市長が上告を断念してくれるのが一番いいのですが。

こちらの弁護士は、今回の判決について
「三セクの整理に向けて、ちゃんと後押しになるような、よく考えられた判決だ」と
感心していましたもの。
これは、「上告する必要はないでしょ」ということだと思います。


市は、判決が出たあと2週間以内に上告するかしないか決めなくてはなりません。
もしかすると、来週8日あたりに上告に関する議案が提出されるかもしれません。

どうなることやら・・・

注目です!
by tanemaki_azumino | 2010-09-03 23:35 | 訴訟や裁判
8月 31日 「三郷ベジ」住民訴訟控訴審レポート

「三郷ベジ」住民訴訟控訴審は原告の一部逆転勝訴
   ~ 東京高裁 一審判決を変更、損失補償は「無効」と認定 ~


住民訴訟控訴審判決言い渡しの報告です。
この記事ついては活動報告のホームページでご覧ください。

▼猛暑で空洞果が増えるのではと心配な高リコピントマト
f0213861_2255382.jpg

by tanemaki_azumino | 2010-08-31 22:48 | 訴訟や裁判
8月 30日 損失補償契約は無効とする判決

三郷ベジタブル関連住民訴訟の判決が下りました。

トマト栽培施設の使用料については、一審判決は覆りませんでしたが、
「損失補償契約は無効」だとして、「原告勝訴」といっていい判決が下りました。

安曇野市は上告するかもしれませんが、
高裁で「損失補償契約は無効」との判断が出たことの意義は非常に大きいものです。

また、この判決で安曇野菜園が経営がどうなるわけでもありませんが、
全国のズサンな三セク事業に大きな警鐘となることは間違いありません。

住民監査請求してから3年、今日の判決を手にすることができたのは、
多くの皆さんの支援があったからこそ。
これこそ住民・市民の勝利です。

法廷での様子など、詳しくは改めて報告したいと思いますが、
以下に時事通信社から配信された内容をお知らせします。
(明日の新聞各社の報道にもご注目ください)

◆損失補償契約は無効 =金融機関への支払い差し止め=
 ―三セクめぐり安曇野市に・東京高裁―

  (2010年8月30日 時事通信社配信)

 長野県安曇野市が出資する第三セクターに融資した金融機関との間で、市が損失を補償すると契約したのは違法だとして、市議が差し止めなどを求めた訴訟の判決が30日、東京高裁であった。加藤新太郎裁判長は「契約は財政援助制限法に違反しており無効だ」として、訴えを退けた一審長野地裁判決を変更し、補償の差し止めを命じた。

 財政援助制限法は財政安定のため、自治体が会社などの債務を肩代わりする「保証契約」を禁じているが、同法に基づいて出費を差し止める判決は異例。損失補償契約に頼って融資を受けてきた三セクや地方公社に影響を与えそうだ。

 判決によると、旧三郷村(現安曇野市)は2003年、約51%を出資して三セク「安曇野菜園」を設立。その後、同社が銀行などから受けた融資に関し、仮に金融機関側が損失を負った場合、約3億5000万円(注1)までの元本や利息を補償すると契約した。

 一連の契約について、加藤裁判長は「制限法が禁じた保証契約と同様の機能を果たす」と判断。「契約が無効ならば、金融機関側に不測の損害を被らせ、取引の安全を害する」という市側の反論は、「効力を認めれば規制の趣旨が失われる」と退けた。

 一方、「発生した損失を事後的に補償する契約など、制限法に反しないものもある」とし、補償契約すべてが違法とまでは言えないと指摘した。

 判決後、原告の小林純子市議は「市は赤字が続く安曇野菜園の整理を検討中だ。その前に補償差し止めが認められた意義は大きい」と語った。代理人の中島嘉尚弁護士は「安易な三セク経営に対する警鐘となる」と評価した。

《宮沢宗弘・安曇野市長の話》判決文を熟読し、弁護士とも相談しながら対応を決めたい。

◎損失補償契約
 損失補償契約 出資先の第三セクターなどが融資を受けやすくするため、自治体が金融機関に生じた損失を肩代わりする契約。総務省の2009年3月時点のまとめでは、全国に7535法人あった第三セクターのうち、少なくとも465法人で契約対象となった借り入れが残っており、その総額は1兆8306億円。特別法に基づいて設立された地方公社も合わせると、残高は2兆6477億円に上った。

(注1)損失補償契約をしている金融機関3社の契約書の金額を単純に合計すると約3億5000万円になりますが、安曇野市が設定した損失補償の限度額は2億5000万円となっています。現在の債務残高は約2億円。
by tanemaki_azumino | 2010-08-31 00:32 | 訴訟や裁判

8月 29日 判決言い渡し

8月 29日 判決言い渡し

三郷ベジタブル関連住民訴訟の判決言い渡しは、
明日30日(月)13時10分、東京高裁にて

安曇野市議会9月定例会の初日と重なってしまいましたので、
代理人(弁護士)と支援者の方々に聞いてきてもらおうと思っていたのですが、
弁護士さんの都合つかず
(3分で終わる判決言い渡しのために、東京高裁まで行く余裕はなさそうです)

代理人が行けないならということは、
原告本人が出廷しなければ判決文がもらえないということ。
つまり、わたしが行かなくてはどうにもならない。

しかたがないので、議長宛て本会議の欠席届を提出してきました。

明日の今ごろには判決の内容をお知らせすることができるでしょう。

裁判の経過はこちらからご覧ください

▼安曇野菜園のトマト、この暑さで作柄が心配
f0213861_0314321.jpg

by tanemaki_azumino | 2010-08-30 00:29 | 訴訟や裁判

6月 29日 法テラス

6月 29日 法テラス

 法的トラブルに巻き込まれてお困りの時は、迷わず法テラスにお電話ください。
 また、法的トラブルかどうかわからない方も、お気軽にお問い合わせください。
 法テラスの専門オペレーターが、お問い合わせ内容に応じて、
 法制度や相談機関・団体等を紹介します。
f0213861_234289.jpg

 
これは日本司法支援センター・法テラスのホームページ。
「法律を知る 相談窓口を知る 道しるべ」を標榜しています。


給料の未払いと借金で困っているという外国人労働者からの相談があり、
この「法テラス」を利用してみたのですが・・・

不親切極まりない対応、「道しるべ」が笑わせます。
道しるべどころか迷路でした。

0570-078374「オナヤミナシ」のゴロ合わせはよくできていますが、
電話してみると「オナヤミオオシ」で、一通り話を聞いてはタライマワシ。

無料法律相談はお近くの相談窓口でと長野の電話を教えられ、
長野へ電話すると、今度は安曇野市でしたら松本の法テラスへと言われ、
松本へ電話したら、なぜか次は松本在住弁護士会に回されて、
そして、
なんとそこで紹介されたのは松本市役所の無料法律相談。

そんなバカなと思いながらも電話してみると、やっぱり法テラスと無関係。
さすがのわたしも、このあたりではもうイライラ・・・
そこを何とか抑えて、弁護士会の受付に再度電話。
すると、
それは「無料法律相談」ではなく「法律扶助制度」の利用になるから、
松本の法テラスへもう一度相談してください、ということになったのでした。

以上、
法律扶助制度による無料法律相談のことがわかるまでに1時間半かかりました。

その後、
無料法律相談の予約を取るまでには、なお3日かかりました。

何をかいわんや・・・
by tanemaki_azumino | 2010-06-30 01:56 | 訴訟や裁判
6月 15日 「三郷ベジ」住民訴訟控訴審レポート~その4

住民訴訟 控訴審第4回口頭弁論
   高裁判決、8月30日に/「三郷ベジ」住民訴訟 結審


控訴審第4回口頭弁論の報告です。
この記事ついては活動報告のホームページでご覧ください。

▼ムラサキツユクサ
f0213861_23143774.jpg

by tanemaki_azumino | 2010-06-15 23:14 | 訴訟や裁判