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by tanemaki_azumino

6月 20日 犬が星見るとは

6月 20日 犬が星見るとは

本日の一般質問で市長に聞きました。
「市の文化振興計画における豊科文化財団と村田コレクションの位置付けは?」

市長としての思いか、一個人としての思いかはさだかではありませんが
さして価値あるものだとは思わない・・・ と答弁があったので、

わたしは次のように聞いてみました。
現代の物質偏重の風潮や効率優先の世の中では、
心の大切さ、豊かさに目を向けることが大切であり、
村田コレクションは「心の時代」へ向けての気付きの場となる。
貴重な価値あるコレクションだと思うが、どうかと。

すると、
この「犬が星を見るようなもの」という言葉が市長の口から飛び出したのです。

「猫に小判」でもなく「豚に真珠」でもなく「犬が星見る」とは・・・

犬が星を見上げたところで何も出来やしない、
「分不相応な高望み」という説がネットで見つかりました。
市長の発言の流れからすると意味は通らないような・・・

もしかして、
「星だと思って見ているものは泥団子かもしれない、価値はない」と言いたいの?
それとも、
「自分のような者には村田コレクションの価値は分からん」という意味なの?

いずれにしろ、
村田コレクションは資料的にも金銭的にもそれほどの価値は認めない。
これが宮沢市長の見解といえそうです。


とすると、
基本財産の価値を認めていない財団法人が存在するというのもヘンな話。
by tanemaki_azumino | 2011-06-21 00:49 | 村田コレクション