2月 2日 自治体クライシス
2011年 02月 03日
2月 2日 自治体クライシス
このあいだ、ツイッターでつぶやいたことですが、
と、まあ、これを聞きつけてのことではなさそうですが、
先日、日経グローカルの取材がありました。
2月初旬発行号で「自治体の法務対策」という特集を組む予定。
安曇野菜園の損失補償をめぐる裁判も取り上げるとのこと。
いろいろ話をしましたが、
そのなかには「金融機関に貸し手責任はあるか」という質問がありました。
わたしは「当然あります」と、きっぱり。
三セク事業に手を出した首長の不見識と行政の無責任、
そこに議会の機能不全が重なった最悪の展開であり、自治体の責任は免れない。
しかし、
不見識と無責任で固めた三セクの事業計画を鵜呑みにして
いや、鵜呑みどころか「こりゃダメだ」とわかっていて、
でも、「自治体ならとりっぱぐれはない」と融資したのが銀行。
自治体もひどいが、銀行もその本来の使命を忘れてモラルに反する融資をした。
この本のオビにはこうあります。
「煽った国も銀行も借金で瀕死の市町村を見捨てていた!」
「自治体クライシス」の出版はちょうど1年前ですが、
その時点ではまだ損失補償契約は違法・無効とする高裁判決は出ていなかった。
だから、この本に語られている三セク問題では、
自治体はただひたすらに損失補償契約を履行するため、もがいています。
そこに、東京高裁の「加藤判決」は救いと解決の道筋をつけたのです。
安曇野市は「加藤判決」を受け入れることで、三セク問題解決のさきがけとなります。
それこそ安曇野市の使命というものです。
今からでも遅くはない、最高裁への上告を取り下げるのが最善の道と思います。
このあいだ、ツイッターでつぶやいたことですが、
「自治体クライシス~赤字第三セクターとの闘い」を読んでます。
飯綱リゾートでは長野県地域開発公社が関わってましたが、
安曇野菜園では長野県農業開発公社が。
のせられた自治体がバカだったのか。
煽った国、県、銀行にも責任はあるはず・・・
と、まあ、これを聞きつけてのことではなさそうですが、
先日、日経グローカルの取材がありました。
2月初旬発行号で「自治体の法務対策」という特集を組む予定。
安曇野菜園の損失補償をめぐる裁判も取り上げるとのこと。
いろいろ話をしましたが、
そのなかには「金融機関に貸し手責任はあるか」という質問がありました。
わたしは「当然あります」と、きっぱり。
三セク事業に手を出した首長の不見識と行政の無責任、
そこに議会の機能不全が重なった最悪の展開であり、自治体の責任は免れない。
しかし、
不見識と無責任で固めた三セクの事業計画を鵜呑みにして
いや、鵜呑みどころか「こりゃダメだ」とわかっていて、
でも、「自治体ならとりっぱぐれはない」と融資したのが銀行。
自治体もひどいが、銀行もその本来の使命を忘れてモラルに反する融資をした。
この本のオビにはこうあります。
「煽った国も銀行も借金で瀕死の市町村を見捨てていた!」
「自治体クライシス」の出版はちょうど1年前ですが、
その時点ではまだ損失補償契約は違法・無効とする高裁判決は出ていなかった。
だから、この本に語られている三セク問題では、
自治体はただひたすらに損失補償契約を履行するため、もがいています。
そこに、東京高裁の「加藤判決」は救いと解決の道筋をつけたのです。
安曇野市は「加藤判決」を受け入れることで、三セク問題解決のさきがけとなります。
それこそ安曇野市の使命というものです。
今からでも遅くはない、最高裁への上告を取り下げるのが最善の道と思います。
by tanemaki_azumino
| 2011-02-03 00:31
| 安曇野菜園