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by tanemaki_azumino

3月 11日 特例債と交付税措置

3月 11日 特例債と交付税措置

9日の議案質疑で臨時財政対策債に関するものがありました。
安曇野市の新年度予算で臨時財政対策債が6億円も増えたからです。

その質疑の最中に
「借金じゃね~よ!」「全部国が返してくれるんだよ!」とヤジがとびました。
これにはビックリ。
債というからには臨時財政対策債だって借金です。
それに「全部国が返してくれる」なんてことはありません。


臨時財政対策債は、合併特例債と同じく特例債のひとつですが、
「交付税措置」という言葉でごまかされやすいので要注意です。


鳥取県のホームページでは
臨時財政対策債について次のように解説しています。

「臨時財政対策債は交付税措置のある起債で、特徴として借りたお金を自由に使え、返済額の100%を地方交付税措置(基準財政需要額に算入)してもらえますが、返済時にその他の財政需要を踏まえて潤沢に地方交付税が配分されるとは限りません」

リンク先も読んでもらうと、さらによくわかります。
前片山知事の姿勢を反映しているような気がします。


かたや、『広報ながのけん』(2009/3/28発行)では、
「財源不足を補うための地方交付税の代わりに、国の方針で県が一時的に借り入れるもので、返済のおかねは国が手当てする県債です」と説明しています。
村井知事の姿勢の反映か・・・

前田中知事なら、こうは言わなかっただろうと思います。

そして、
安曇野市本庁舎等建設基本構想[ダイジェスト版] には、
「合併特例債は対象事業費の95%を借り入れることができるほか、償還金(返済額)の70%が国から交付されます」と説明されています。

「償還金(返済額)の70%が国から交付されます」は間違いです。
正確には
「償還金(返済額)の70%が国から交付税措置されます」ということです。

間違えたのか、意図的にそう書いたのか・・・


「交付されます」なんて書くから、
議員まで「国が返してくれる」と思いこんでしまうのです。
議員がそんな誤解をするくらいですから、
市民も「国が返してくれる」なら、
合併特例債が使える今のうちに市庁舎をと思うのもムリはない。

交付税措置のある起債について、もう一度おさらいをしておきましょう。
by tanemaki_azumino | 2010-03-12 01:12 | 議会と地方自治